実績エピソード「国道357号線」

国道357号線の全線開通を促進
道路も船も飛行機も、すべて東京・品川から世界につながるように!

 伊藤こういちは品川区立浜川小学校の出身です。その校歌の第一小節に「世界につづく東京港…」という歌詞があります。伊藤こういちは、小学校以来、ずっと品川の東京港は「世界につながっているんだ!」と誇らしく思っていました。

 しかしこの東京港、品川区のなかで大井埠頭からお台場まで、首都高速の海底トンネルを通っていくしかありません。これには往復通行料1400円がかかります。

「同じ品川区内の対岸の東八潮に行くのに、なぜお金を払わなければいけないのか?」
 こんな素朴な疑問が、ある区民から寄せられました。

「そうだ。品川は世界につながっているのに、区内でつながっていないのはおかしいじゃないか?」

 早速調査してみると、国道357号線は、首都高速道路湾岸線に沿って、大井埠頭まで来ており、そこでとぎれて、高速湾岸線だけが海底トンネル(沈埋トンネル)を通ってお台場につながっています。そして、そこからまた357号線が高速湾岸線に沿って走っている。つまり、この国道は、海底トンネルの部分で工事がとぎれたまま、30年間以上放置されていたのでした。

 伊藤こういちは、早速、お台場の発展の状況などから道路建設の必要性をあげ、工事開始を訴えました。そしてこの国道357号線、現在の首都高速「海底トンネル」の両側に、”タダで通れる国道”としてもうひとつの「海底トンネル」が、平成27年を目指して着工することになりました。

「道路も船も飛行機も、すべて東京・品川から世界につながるように!」 伊藤こういちはいつもそう願っています。