実績エピソード 子どもの目線「チャイルドビジョン」

子どもの目線「チャイルドビジョン」

ガシャーン。屋外で大きな衝突音が聞こえました。
 伊藤こういちが、児童センターの窓から外を見ようとした時、男子生徒の声が響きました。「大変だ!1年生の女の子が車にはねられた!」。瞬間、伊藤こういちは走り出した。「生きててくれ!」と、心の中で叫んでいました。
 当時、伊藤こういちが、勤務していた児童センターは、複雑な交差点の近くにありました。
「ここは、いつ事故が起きてもおかしくない」。危険の芽を取り除こうと伊藤こういちは赴任直後から、区や警察に改善を求めました。しかし、対策は取られていなかったのです。
 交差点の真ん中まで はね飛ばされた女の子がぐったりと倒れこんでいます。
「痛いよ・・・」絞り出すような幼い声が聞こえました。無事でした。
「もう大丈夫だよ」。抱きかかえた瞬間、涙があふれてきました。
 そして伊藤こういちは、叫びました。「だから言ったじゃないか!」
 2006年3月。伊藤こういちは、都議会議員として議場にいました。
「子どもの死因の第1位は『不慮の事故』です!」。静まりかえる本会議場に、伊藤こういちの声が響きます。「幼児視野体験メガネ」を取り出し、成長過程の子どもの狭い視野を大人が理解する大切さを訴えました。
「大人に見えていても、子どもには見えていません。事故防止策はこの違いを前提に講じなければなりません!」
 答弁に立った当時の都知事は“子どもの目線”からの提案に感嘆しながら答えました。「現場での経験をふまえ、具体的な事例をあげての質問だ。親は知らないから、情報として伝えたらいい。本当に盲点だ」。この答弁を受けて、都は全国で初めて「チャイルドビジョン」(幼児視野体験メガネ)を作製。子どもの事故防止対策の普及・啓発に取り組むことになりました。
 
 閉会後、知事が伊藤こういちに声をかけました。「君は現場から来たのか?」。
「私は、現場から来ました」。伊藤こういちはきっぱりと応じました。
「現場から来た人は、言うことが違うな」と、知事。

 のちに知事は語っています。「公明党都議が質問に立つと、今日は何の話かと、私はいつもドキドキする。その中でも特に驚いたのが、公会計制度(財政の見える化)の話と伊藤都議のチャイルドビジョンだ」

チャイルドビジョンとは

このメガネは、大人(ドライバーや子どもの保護者)が幼児の視界を体験するためのものです。
幼児の目の高さになり体験しましょう。
○子どもの安全のために!
○子どもの特性について知っておきましょう。
○子どもの目の高さは大人より
格段に低いため、視界が限られる。
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■東京都版チャイルドビジョン プリントアウト用

pdf:546KB

PDFを印刷して組み立てると、チャイルドビジョンが作成出来ます。

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