こんにちは。伊藤こういちです。

皆さん「ヘルプカード」を、ご存知でしょうか。このカードは、障がいのある人の「声」に代わって、「あなたの手助けが必要です」と伝えてくれるカードです。

今、公明党は、この「ヘルプカード」の普及と理解の促進に努めているところです。

実は、この「ヘルプカード」。一人のご婦人の声から実現したのです。

8年前の2009年春のこと。私が街頭遊説をしていた時、一人のご婦人が声をかけて来られました。

「私には、自閉症の子どもがいます。この子どもがやがて一人で社会参加できるようになった時に、災害や事故に遭遇しても、周囲の人が支援の手を差し伸べてくれるような東京都を作ってほしい」と。ご婦人の手には、手作りの「ヘルプカード」。家族の連絡先や自閉症への支援方法などが詳細に書かれていました。

私は、こうした方のお役に立てずして、思いを実現できずして、一体、何のための政治家か、と目が覚める思いがしました。

当初、東京都の対応は後ろ向きでしたが、私は粘り強く訴え続けました。その後、東日本大震災が発生。こうした災害時こそ、「ヘルプカード」が必要ではないか、とさらに強く訴えました。そして2012年10月、都内共通の「ヘルプカード」が実現したのです。

3月24日の参議院予算委員会でわが党の浜田まさよし議員が、このヘルプカードについて政府に対し、「心のバリアフリーを進めるために、国民への情報提供や普及、理解促進に努めていくべきだ」と主張したところ、安部首相は「大変意義がある。積極的に広報し、普及と理解を図りたい」と応じました。

今後も都民の皆さまの声をしっかりと受け止め、誰もが安心して暮らせる、セーフシティ・東京の構築に、全力で取り組んでまいります!